« あけおめでございます。 | トップページ | いろんな次元でのワールドがある、それも常識だ。(なんてね) »

2013/01/14

涙、です。

毎年、長野の蜜たっぷりのりんごが届く。

はじめは、もう5年ほど前。

松原の顧問先「あ、りんごお好きですか?」

「目がない程、大好きです」「それなら、希少価値の”日本一”美味しいと私が思っているりんご、是非もってかえってみてください。」

735011_359754314123117_228341123__2

大きなりんご10個、紙袋に入れてもらってフ~フ~言いながら、抱えて帰った覚えがある。そのりんごはそりゃ、驚く程美味しかった。その感想を素直に伝え、私は実は一日中りんごを食べ続けられるくらい、りんご好きなんです。っと、言ったら毎年毎年箱でこのりんごが届く。なんでも、こちらの奥様が直接農家に頼んで購入されているもので、小さな農家のため長野に行かずして箱買いは通常できないそうだ。それを頼み込んで私の分まで送ってくださる。


こちらの会社との付き合いは7年くらい。私のセミナーを聞きに奥様がいらっしゃって、そのあと生保会社の営業と一緒に訪問し、あとは顧問契約をさせてもらっている。
社長のバイタリティ素晴らしさ、そしてよく喋る。力強い芯の通ったさすが営業出身という方だ。ワンマンでもある、社員をビビらせる、決して荒っぽい言葉ではなく迫力を感じさせる。

リーマンショック時、

11月に私は恐る恐る情報提供をしていた「関係ないかもしれませんが、こんな助成金(雇調金」あるので、何かあったらご連絡ください」
「いや、まだ何とかなっている、何かあったら早めに相談するわ」と、
それが年明けの1月仕事はじめくらいに連絡があり、「えらいことや、来月からうち8割減になりそうですわ、相談したいのできてもらえますか?」と。
このあたりから大阪はある意味の地獄のような時期だったように感じる。助成金センターは法改正も間に合わない見切り発信で、受給申請にごった返し、4~5時間待ちもざら、私たちも必死に情報を集め、時間との戦いのような助成金手続きに走り回った。
こちらの社長ともそりゃ厳しい言葉をいただき、しかし国の対応は遅れがち、こういった書類の適切な作成の意味を理解してもらうのに苦労した、
忘れもしないJR北新地駅で切符買う前に社長から電話がかかり、電話を切れずに大声でやりあい、約1時間電車を見送った。

それが、60歳を超えたこちらの社長、
さすが、
10ヶ月程度で助成金申請をやめ、
2003年冬から賞与の金額も戻り始めていた、私らはこういう連絡をもらい賞与や昇給の金額が大きくなると嬉しくなる。
あ~さすがだな。


それが昨年10月に連絡をもらい、
社長が病気で、娘婿さんが社長になる、手続きを。

驚いた、春にお会いした頃そんなお話はなかった、結構いろいろな相談や愚痴を聞きながら必ず訪問時にはお昼をご一緒させていただいていた。そういえば、昨年はお昼をご一緒に、と言われたことがなかった。
ゴルフもお好きで、「先生、どれくらいで回るの?」

「150です」

笑わずに「そりゃ、あかん、もっとあとやな」
お会いするたびに「どれくらいのスコアになった?」
「140です」
「130です」
「もうそろそろ、行きますか?」と、言って頂いたが、
同じくゴルフ好きの奥様も「最近ゴルフ全く行ってないんですよ」
社長からのゴルフのお誘いは全くなくなっていた。私のゴルフの成長度合いが鈍いからかなと感じてもいたけれど、実は、
この頃からことは変化していたのかもしれない。



訃報が届いた。
突然のように感じた。
昨年12月に入院を聞き、奥様に少しお話をしたけれど、
何も考えられない、
といった狼狽されている様子に、ただ事ではない雰囲気は感じ取った。



葬儀での
新社長の挨拶は立派でした。

その後の会社やいろいろな手続きに不安を抱えてお電話を頂いた際にお伝えした。


本当に鍛えていただいた社長だったと思う。

奥様は常に社長を公私ともに支えてられる方で、決して私には真似できない、というと

「社長は、私みたいな専業主婦感覚の女が嫌いで、先生みたいな人が好きなんですよ」
「まっさかあ、社長と私が一緒だったら家でも会社でも”罵り合い”ですよ、きっと」と、よく笑いながらそんな話をした。


どうしても、辛辣な言葉で私に「せんせ、男にカツ入れてる場合ちゃいまっせ、女らしい一面も思い出しや」

って、半分笑いながら、斜にしか私を見ないでの姿しか思い出せない。


涙、です。

« あけおめでございます。 | トップページ | いろんな次元でのワールドがある、それも常識だ。(なんてね) »

つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/206078/56538293

この記事へのトラックバック一覧です: 涙、です。:

« あけおめでございます。 | トップページ | いろんな次元でのワールドがある、それも常識だ。(なんてね) »